main

歩く見る

吉祥寺》武蔵野市 吉祥寺は文京区水道橋にあった曹洞宗寺院「吉祥寺」に由来。氏神「武蔵野八幡宮(むさしのはちまんぐう)」は、氏子により祀られた吉祥寺村再興の証。

2017/05/01  

001_r
JR吉祥寺駅 北口を出て、ロータリー前の道を左に曲がり「吉祥寺通り」を北上します。しばらく進むと「八幡宮交差点」の右手に「武蔵野八幡宮(むさしのはちまんぐう)」が見えてきます。

002_r
入り口にある大鳥居の左側には、「神田御上水 井の頭辨財天」と彫られた道標が立っています。「武蔵野八幡宮」が、江戸から「井の頭弁財天(いのかしらべんざいてん)」への道中にあったことから、1785年(天明5年)に建てられたとされています。

003_r
大鳥居を抜けた参道の右手には、朱色の鳥居が立つ末社が合祀され、奥には本殿が鎮座しています。出雲・三島・大島・須賀・稲荷・厳島・疱瘡(ほうそう)の7社を祀る末社には、ご本尊に七福神の一神・大黒様が鎮座し、武蔵野吉祥七福神として親しまれています。

004_r
鮮やかな朱色に、流れるような屋根が美しい本殿。誉田別尊(ほむたわけのみこと)、比売神(ひめがみ)、大帯比賣命(おおたらしひめのみこと)の3神を祀り、出世開運、武運長久、恋愛成就、夫婦和合、安産祈願などのご利益があります。

005_r
吉祥寺の氏神様として知られる「武蔵野八幡宮」。ご由緒によると、789年(延暦8年)坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が武運長久を祈って、かつて本郷元町と呼ばれた地、現在の文京区水道橋あたりに宇佐八幡大社(うさはちまんたいしゃ)の分霊を祀ったことに始まります。

006_r
江戸時代、武蔵野八幡宮が鎮座していた本郷元町には、曹洞宗諏訪山吉祥寺を中心とした「吉祥寺門前町」があり、そこには“吉祥寺村”と呼ばれる村がありました。1657年(明暦3年)、この門前町は“吉祥寺村”もろとも、江戸の大半を飲み込んだ “明暦の大火” によって、焼失してしまいます。

007_r
焼け出された住民たちは、徳川 家綱(とくがわ いえつな)の命により、井の頭池付近の荒池に氏神「武蔵野八幡宮」と共に移住します。「吉祥寺門前町」に深い愛着を持っていたことから移住した荒地は、“吉祥寺村”と名付けられました。

008_r
1923年(大正12年)、“関東大震災”により多くの人々が吉祥寺に移り住み、人口が急増。
今日の吉祥寺の礎となった「武蔵野八幡宮」は、大規模な火災に遭い居住地を失いながらも、故郷を残そうとした「吉祥寺村」の人たちの強い想いの象徴なのかも知れません。

武蔵野八幡宮
住所住所 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-23
駅・アクセスJR吉祥寺駅 北口 徒歩10分
電話番号0422-22-5327


  1. このエントリーをはてなブックマークに追加
Translate »