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蔵前》1934年(昭和9年)に竣工したタイガービルは、東京大空襲にも焼け落ちることなく今に残る古いビルです。国の登録有形文化財にも登録されています。

2014/12/03  

都営浅草線、都営大江戸線 蔵前駅の出入口を出たら、春日通りの寿三丁目交差点から「国際通り」を100メートルほど南に下ったあたりへ向かいます。歩くこと3分ほどで『タイガービルヂング』につきます。

001国際通りに、東を向いて建っています。鉄筋コンクリート造、地上5階、地下1階のビルです。外壁の一番上はレリーフで飾ってあり、両端は丸窓という昭和モダンなデザインです。1934年(昭和9年)に竣工したこのビルは、エレベーター付きの高級賃貸集合住宅として建設されました。この年に「東京地下鉄道(後々に東京メトロになります)」の「銀座駅」「新橋駅」が開業し、浅草〜新橋間が全線開通となっています。浅草はここから近く、交通の便などを考えると、当時この場所に「高級賃貸集合住宅」っていうのも納得できます。

002東京大空襲にも焼け落ちることなく今に残る、台東区の古いビルです。国の登録有形文化財にも登録されています。このビルの前「国際通り」とは、かつて浅草公園六区に「浅草国際劇場」があったのでこう呼ばれています。劇場は1937年(昭和12年)に「松竹少女歌劇団」の興行で開場しました。

003「タイガービル」。大胆なビルの表記は、その時代のスタンダードだったのでしょうか。当時の住人たちはここを出入りし、さぞ賑わっていたであろう「六区(現在、浅草ROXがある界隈)」へ映画や演芸を楽しみに行ったり、浅草から「東京地下鉄道」に乗って銀座へ買い物に出かけたかもしれません。

004出入口の外枠は、こんなレリーフで飾られています。シャレてます。「ハイカラ」な人々がビルの前を行き来する様子を想像してしまいます。

蔵前の昭和モダンなビルを見学したら、
もう少し時代をさかのぼって、
江戸情緒を楽しむ散策へと向かいます。
蔵前はそんな場所です。

タイガービル
住所東京都台東区蔵前4丁目30−7
駅・アクセス都営浅草線、都営大江戸線 蔵前駅 徒歩3分


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