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浅草橋》笹団子に託した想い。今も地元の人に愛され続ける「須賀神社(すがじんじゃ)」。

2015/01/15  

都営地下鉄 浅草橋駅A4出口を出て江戸通りをそのまままっすぐ蔵前方面へ歩いて行くと、須賀神社の鳥居が見えてきます。
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601年、この地に疫病が流行した際、牛頭天王(ごずてんのう)という疫病神(やくびょうがみ)を祀(まつ)るために祠(ほこら)を創建したのが始まりとされています。

疫病(えきびょう)にかかり死を待つばかりの一人娘を案じた両親が、笹団子を御神前(ごしんぜん)にお供え(おそなえ)したところ、たちまち病が治ったそう。それにあやかろうと、笹団子を奉納する人が後を絶たなくなったのだそうです。

時代は流れ江戸時代になると、お供えをする人だけでなく、そのおさがりをお守りにしたいという人が急増!団子を神棚に納めておき、家族が病気になったらカラカラになった団子を煎じて飲ませたんだとか。特に熱冷ましの効果があったようですよ。

こんなお話の名残(なごり)から、今でも笹団子のお守りや飾り、御神輿(おみこし)が見られます。

さて須賀神社は鳥居をくぐってすぐ左手に手水舎(ちょうずや)があります。ここで手と口を清めてからお参りします。
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作法も書いてあるのに、何故かしっかりガードされています。

右隣はちょっとした駐車スペースになっていて、何故か1744年に建てられたと言われている狛犬が1匹…
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必ずしも対(つい)になっているとは限らないようですが、本殿には別の狛犬が対になっています。いったいどういった経緯でここにいるのでしょうか、気になります。

さて、こちらが本殿です。ご神徳は勝利と長寿!目的を完遂したい時、また業務繁栄をお願いしたい時にオススメの神社です。
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須賀神社のご祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。彼は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟神です。荒くれ者として追放されてしまう反面、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という巨大な怪物を退治した英雄としての顔も持っています。

ただ英雄ストーリーの裏側には、名田比売(くしなだひめ)という女神と結婚できるという条件があったそう…笑

さてさて、本殿前にいる狛犬さんたちです。
向かって右側がこちら。
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左側はこちら。
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特に何も持っていません。
神社や寺によっては子獅子を抱えていたり玉(ぎょく)を持っている場合もありますが、特に何も持っていない狛犬さんも珍しくはないとのこと。

全体的に新しい印象を受けますが、計3度造り替えられているためです。1度目は1639年(寛永16年)、さらに1923年(大正12年)の関東大震災、1945年(昭和29年)の空襲でいずれも被災、再建されています。ですので、今見ることができるのは、1961年(昭和36年)に造られた鉄筋コンクリート造のものです。

何度でも造り替えられ地元の人から厚く信仰されている須賀神社。手水舎と拝殿、狛犬さんたちのみというシンプルさが魅力かもしれません。

須賀神社
住所〒111-0051 東京都台東区浅草橋2-29-16
駅・アクセス都営地下鉄 浅草橋駅、JR総武線 浅草橋駅
Webhttp://www.k3.dion.ne.jp/~sugasuga/
電話番号03-3851-7044


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