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新富町》銀座一丁目。かつては木挽町の「安平神社(やすひらじんじゃ)」と高級料亭「万安樓(まんやすろう)」に見る銀座の歴史、ひとひら。

2015/09/30  

東京メトロ有楽町線 新富町駅2番出入口を出て、そのまま進み首都高速都心環状線を渡り銀座一丁目に入ります。最初の交差点を通り過ぎ、一つ目の細い路地を右に折れ、しばらく進むと「銀座タワー」のふもとに「安平神社(やすひらじんじゃ)」があります。

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ここ銀座一丁目界隈は、かつては木挽町(こびきちょう)という町名でした。かつて江戸城修繕のための木挽が多く住んでいたことに由来します。

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この場所には、江戸時代の古地図にも新庄と記されていますが、新庄美濃守(しんじょうみののかみ)の屋敷があり、屋敷神として稲荷神社が祀られていました。

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明治維新後の1882年(明治15年)、鈴木専吉がこの土地を入手し高級料亭「万安樓(まんやすろう)」を創業する際、そこにあった稲荷神社を「安平稲荷神社(安平神社)」と名付けて料亭内に祀りました。

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狐の持っているものは「玉鍵信仰(たまかぎしんこう)」に由来します。「玉(宝珠)」は、霊力を表しています。

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万安樓は、広大な敷地を持つ、高い黒板塀に囲まれた歴史ある高級料亭として、様々な要人を迎えて続けていたに違いないと思いますが、1990年代末に廃業することになります。

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「鍵」は、「玉(宝珠)」の霊力を引き出すカギを表しています。

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廃業した万安樓があったこの土地には、2003年(平成15年)、地上25階のマンション「銀座タワー」が竣工し「安平神社」は残されました。マンションの植栽も併せて、木々が優しく周囲を取り囲み、手入れも行き届いています。

築地にほど近い銀座一丁目の小さなお社。
江戸から現代までの銀座のひとひらの歴史。
喧噪から離れた、この場所で知ることが出来ます。

安平神社
住所〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目22

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