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湯島》「鳥つねの親子は汁で喰う」。1912年(大正元年)創業「鳥つね 湯島天神前本店」のランチ、「上親子丼」の割下はトロトロ濃厚卵と肉汁たっぷり大山鶏の親子をつなぐ、秘伝の味!!

2016/04/27  

東京メトロ千代田線「湯島駅」5番出入口から北へ進み、湯島中坂下の信号を左折します。しばらく坂を登ると、湯島中坂上の信号手前に“親子丼”の幟がみえ、「鳥つね」に到着します。

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「鳥つね 湯島天神前本店」は、1912年(大正元年)から100年以上続く老舗。創業当時は精肉店でしたが、2代目になってから鶏料理を出す飲食店となりました。親子丼の名店というと、必ず名前が挙げられるほどの人気で、夜は鶏料理店としても名高い店です。ランチの時間帯は当然混み合うので、開店と同時くらい早めにお店へ。既に先客が何名かいて、常連の雰囲気を醸し出しています。

席に着くと、店員さんに「セットですか。単品ですか。」と尋ねられます。ランチのメニューは、「上親子丼」と「上親子丼セット」のみ。ほぼ1本勝負、というところに名店の自信が伺えます。

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注文すると、5分と経たずに「上親子丼」がやってきます。具が玉子、鶏肉、少量の三つ葉とシンプルなのは、親子丼発祥の名店に習っているのでしょうか。半熟玉子の黄身がオレンジ色で、みるからに濃厚。包み込まれている鶏肉には、艶があります。

一口食べると、トロトロの卵と甘じょっぱい割下が口に広がります。噛み締めれば、プリプリの鶏肉から肉汁があふれ、全てが混ざり合い、少し固めに炊かれたあっさり味のご飯と絡み旨味が増していきます。

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店先の看板に記されている「鳥つねの親子は汁で喰う」という言葉の通り、代々伝わる秘伝の割下は親子丼の調和に欠かせない味です。程よい甘さは、卵の濃厚さを引き立て、鶏肉や米の旨味もしっかり味わえます。

玉子は、白身と黄身が混ざりきっていないトロトロの半熟。割下と混ざらない部分もあり、卵そのものの味を楽しめます。固まった黄身は卵の旨味を凝縮したよう。半熟の部分は、米粒と割下としっかり混ぜ、ホワホワにして口に一気にかき込むと、口の中で優しくふんわり溶けるような違った味わいも楽しむことができます。

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鶏肉は、独自の産地直送ルートで仕入れる大山鶏。余熱で丁度火が通ったくらいのプリプリした歯ごたえで、上品な脂とじんわり滲み出る肉汁に心が躍ります。

主役級の具材達を一つの味に仕上げられるのは“鳥一筋”でやってきた老舗の技。どのような食べ方をしても、玉子と鶏肉の様々な味わいが広がります。

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少し箸休めに、胡瓜の醤油漬け。パリパリの食感に濃いめ醤油味は、味がピリッと締まり、親子丼とも相性抜群で箸が進みます。

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セットのサイドメニューは、サラダ、手羽先の素揚げ、鶏スープです。

手羽先の素揚げは、シンプルな塩味にレモンを搾ってサッパリと食べきれます。パリッとした皮の中に、柔らかな肉と旨味が閉じ込められ、親子丼の鶏肉とは、また違った味わいです。

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サラダはレタスのシャキシャキ、程よい酸味のあるオニオンドレッシングがかかり、口をリセットしてくれます。

鶏スープは出汁がきいていますが、塩味は比較的控えめ。どのサイドメニューも鶏の味わいを活かしつつ、親子丼を引き立てるスッキリとした味付けです。旨味を充分に味わえるセットは、親子丼の濃厚さとボリュームも手伝って、食べ終わる頃には満腹。女性は、1人で食べきれないほどです。

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お会計の横には、玉子パックの山。親子丼に使用されている、兵庫県産“日本一のこだわり卵”です。1パック1000円の高級卵だけあって、味、栄養価共に優秀。親子丼の“あの味”に魅せられて、買って帰る人が多いんだとか。

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純粋な味を楽しむなら、卵かけ御飯。卵を割る際、普通の卵より数倍固い殻に驚きます。お箸を差し入れるも黄身はしっかりとしていて、なかなか流れ出ず丹念に育てられたことを裏付けています。黄身は、醤油を多めに入れても負けない濃厚さで、充分メインディッシュになります。

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上質な鶏と卵の素材の味を堪能し、満ち足りた気分に。親子丼に、ぐっと集中できたのは、老舗が重ねてきた味わいに引きつけられたからでしょう。

鳥つね 湯島天神前本店
住所〒 113-0034 東京都文京区湯島3-29-3 湯島白梅ハイツ 1F
駅・アクセス東京メトロ千代田線 湯島駅 5番出入口 徒歩3分
営業時間ランチ  11:30~13:30 
ディナー 17:00~21:45(L.O.20:45)
定休日祝日
電話番号03-3831-2380


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