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湯島》ガリとワサビが薬味の「心太(ところてん)」、氷と小豆だけの「氷あずき」、小豆・砂糖・水・塩だけでつくられた元祖「小倉アイス」。他で味わえない逸品を、1909年(明治42年)創業「甘味処 みつばち」で。

2016/07/21  

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東京メトロ千代田線 湯島駅2番出入口を出てすぐの横断歩道を渡り、2分ほど直進すると「甘味処 みつばち」が右手に見えます。1909年(明治42年)創業から現在まで、湯島で変わらず営業を続けている老舗の甘味処です。

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初代は「嶋田屋」というかき氷のお店でしたが、二代目から「みつばち」と改めました。店名には、黄色い野菊にみつばちが集まっているところから「お客様もみつばちのように集まりますように」という願いが込められています。

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暖簾をくぐり、すぐ横のレジで先にお会計を済ませます。豊富なメニューの中から「業の始まり 氷あずき」「小倉アイス」「小倉白玉あんみつ」「心太(ところてん)」を選びました。

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席に着き、レジで受け取った食券を店員さんに渡します。冷たい緑茶を飲みながら待つこと数分、夏限定の「業の始まり 氷あずき」が運ばれてきました。

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冷たい金属製の器に、まるで山のような氷と、大納言小豆がどっさり。一般的なかき氷とは違った盛り付けに驚きます。サクサクした氷と、一粒一粒がふっくらとした北海道産大納言小豆のシンプルな組み合せは、創業当時から時代を越えて愛されています。夏はかき氷を目当てに来店する常連さんもいるそうです。

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開業から6年経ったある夏の日、初代店主の嶋田当与さんは、「氷あずき」の残った小豆をもったいなく思い、桶に入れて保存しておきました。保存した小豆をたまたま購入したばかりのアイスクリーム製造機で混ぜたところ、偶然誕生したのが、現在でも人気の看板商品「小倉アイス」です。
今回は50円プラスして白玉をトッピング。パリッとしたモナカでアイスを挟んでいただきます。

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「みつばち」の小倉アイスは、大納言小豆、砂糖、水、少量の塩だけでつくられています。ミルクのような乳成分は使われていないのです。水分の量に対し、小豆の分量を多くすることでできあがる「みつばち」の小倉アイスは、“小豆そのもの”と言っても過言ではありません。なめらかでとろけるような舌ざわりとコクのある甘さは、小豆本来の味わいです。

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小倉アイスが乗った、通年人気No.1のメニュー「小倉白玉あんみつ」。伊豆産の天草で作られた寒天の上に、小倉アイス、甘さの凝縮されたこしあん、塩みのきいた赤エンドウ豆、もっちりとした白玉、抹茶味の求肥、酸味のある自家製あんずなどのフルーツが乗っています。

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さらにその上に、沖縄県産の黒糖でつくられた黒蜜をかけていただきます。卓上にポットで置かれているので、贅沢にも好きなだけ黒蜜をかけることができます。自分好みに多くも少なくも調節できる、嬉しい心遣い。

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とろみのある黒蜜をたっぷりと…。コクがあるのにしつこくない上品な甘さで、この黒蜜のファンになる人も多いのです。

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心太(ところてん)のタレは、お酢、しょうゆ、みりんを同量ずつ合わせた“三杯酢”。上に乗っているのは、きざみ海苔、それに薄切りのガリ、山葵(わさび)!初めての組み合せでしたが、スッキリとした山葵とガリが見事に三杯酢と調和していて美味しい。サッパリとした後味も心地いいです。

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店頭のショーケースに並ぶ種類豊富なアイスクリームや、あんみつなどの甘味は、持ち帰りも可能です。冷たい小倉アイスを食べながら湯島の街を散歩するのも良さそう。「杏あんみつ」を持ち帰ります。

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濃厚な甘さの黒蜜と塩気のある赤えんどう豆、それに甘酸っぱい杏の組み合わせは絶妙。かなりたっぷりの黒蜜がセットになっているので、余った黒蜜はパンにつけたり、別のシーンでも味わえます。

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お喋りを楽しむご年配の方々や、湯島の甘味処を食べ歩いている若い女性、観光で訪れた外国人ご一行など、様々な人がお店を訪れます。隣の席のご夫人方は「お店に来るのは久しぶり。昔はよく小倉アイスを買って、店先で食べていたわ。」と、思い出話を聞かせてくれました。

1909年(明治42年)創業から現在まで、「みつばち」は湯島で変わらず世代を超えて愛され続けています。
「お客様がみつばちのように集まりますように。」

甘味処 みつばち
住所〒113-0034 東京都文京区湯島3-38-10
駅・アクセス東京メトロ千代田線 湯島駅 2番出入口 徒歩2分
営業時間月~金
売店 11月~2月 11:00~21:00  3月~10月 10:00~21:00
喫茶 11月~2月 11:00~20:00  3月~10月 10:30~20:00

土曜、日曜、祝日
売店 10:00~21:00
喫茶 10:30~20:00
定休日年中無休
Webhttp://mitsubachi.tokyo/
電話番号03-3831-3083


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