新馬場》かつての東海道第一宿で店を構える「御菓子司 木村家」は1892年(明治25年)創業。銘菓「品川餅」は昔の餅を土台にした懐古の味です。 » 東京すごろく
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新馬場》かつての東海道第一宿で店を構える「御菓子司 木村家」は1892年(明治25年)創業。銘菓「品川餅」は昔の餅を土台にした懐古の味です。

2017/01/23  

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京浜急行電鉄 新馬場駅北口をでて、国道15号沿いを北へ。「北品川三丁目」の信号を右折して、北馬場参道通り商店街を進みます。北馬場参道は品川神社へと続く参道で、かつて東海道の第一宿として栄えた品川宿の一角です。看板建築や老舗などが点在する通りをしばらく歩くと、「御菓子司 木村家」へ到着。

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1892年(明治25年)創業の御菓子司 木村家は、120年以上地元の人に愛され、旅する人々も迎え入れてきたお店。入り口に貼られた「品川伝統の味 品川餅」と書かれた手作りのポスターに親しみを感じます。

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4代目のご主人が切り盛りするお店の信条は、「昔の美味しい和菓子は確かにこんな味だった。」といわれるようなお菓子を並べること。お年を召したご常連が多い老舗らしい志です。

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棚の上には隙間無く飾られた賞状。「色んなお菓子で沢山の賞をもらっているから飾りきれなくなっちゃったの。奥にもいっぱいしまってあるよ。」おかみさんは、テキパキと手を動かしながら優しく笑います。名物の「品川餅」、根強いファンも多い「とら焼き」、「サブレー」、「巣ごもり」を購入します。

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1975年(昭和50年)頃に3代目が生み出した「品川餅」は、品川の手みやげになるお菓子を、と昔ながらの餅の味を土台に考案されました。鮮やかな色の包みで包まれた、銘菓を思わせる馴染み深いスタイルです。

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求肥には大納言の蜜漬けが混ぜてあり、たっぷりのきな粉にうずまっています。別添えのさらりとした黒蜜をかけていただきます。

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軽く「くしゃり」とくずれるほの甘い求肥は、大納言の食感がアクセント。控えめの甘味に黒蜜ときな粉のコクが重なります。

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虎模様の皮にとら豆の餡を挟みこんだ「とら焼き」。味の良さから豆の王様ともいわれるとら豆の旨味をいかした餡は、すっと引いていく後味もポイント。卵多めのふわりとした皮とマッチした軽い食べ心地です。

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包装袋に「巴里の味 東京の味」と記されたサブレーは、お店で1、2を争う人気のお菓子。

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しっとりとした皮の中に包まれたくるみ入りの白あん。上にちょこんと飾られたレーズンは可愛らしく、昔ながらお菓子を思わせます。一口食べると、皮に練りこまれたバターの風味、くるみの香ばしさ、白あんのやさしい味が広がる洋菓子と和菓子をあわせたような不思議な一品です。

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サブレーと並んで人気の巣ごもりは、ゴツゴツとした見た目の皮に白あんが包まれています。砂糖のシャリ感が少し残る皮、中の白あんともに口に運ぶとほろりと崩れ、素朴な甘みが楽しめます。

お店の前ですれ違った地元の方の手にはお団子が。今では、ゆったりとした時間が流れる北品川。木村屋のお菓子をお茶請けとして気取らず楽しむ姿が目に浮かびます。

御菓子司 木村家
住所東京都品川区北品川2-9-23
駅・アクセス京浜急行電鉄 新馬場駅 徒歩5分
営業時間8:30~18:30
定休日水曜日
Webhttp://k-shina.com/shop157.html
電話番号03-3471-3762


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