森下》お相撲さんもご用達、1973年(昭和48年)創業「キッチン ぶるどっぐ」。名物「ブルドッグカツ」は、溢れる肉汁・溶け出るチーズ・広がる野菜の旨味が閉じ込められています。 » 東京すごろく
ヘッダー

食べる

森下》お相撲さんもご用達、1973年(昭和48年)創業「キッチン ぶるどっぐ」。名物「ブルドッグカツ」は、溢れる肉汁・溶け出るチーズ・広がる野菜の旨味が閉じ込められています。

2017/02/13  

001_r
東京メトロ大江戸線「森下駅」A5出入口を出ると目の前に現れる「清澄通り」を渡ります。

002_r
渡った先に、飲食店が並ぶ一角があります。そこに、1973年(昭和48年)創業の洋食店「キッチン ぶるどっぐ」があります。少し煤けたひさしと年季の入った店構えに、お店の歴史を垣間見る事ができます。

003_r
ショーケースのメニューサンプルも、時間の経過を物語るかのように変色しています。そっけなさを感じるほどの飾らないスタンスに、潔ささえ感じます。

004_r
店内は、8席ほどのカウンタースタイル。元々は、カウンターのみのお店でしたが、現在は隣のお店を買い取り、壁をつなげてテーブル席も設置しています。

005_r
おかみさんと、先代から店を引き継いた2代目がお店を切り盛り。カウンター越しのキッチンで、調理する音が心地よく聞こえてきます。
森下界隈には、北の湖部屋、大嶽部屋(大鵬道場)、尾車部屋、錣山部屋などの相撲部屋が多数あるのもあり、昔から力士さんの常連も多いとか。その為、ボリュームのあるメニューが充実しています。

006_r
「キッチン ぶるどっぐ」の看板メニュー「ブルドッグカツ」。
彩りよく盛られたレタス、きゅうり、トマト、パセリのサラダと、マカロニサラダが付け合わせ。こんもり立体的で、まあるいビジュアルが普通のトンカツではないことを予感させます。

007_r
カラッと狐色に揚げられた衣にナイフをそっと入れると、溢れる肉汁に溶け出るチーズ。薄めの豚肉にチーズとパプリカやタマネギのみじん切りが包みこまれています。フランス料理の「ポーピエット」にのような料理です。

008_r
とろとろのチーズの奥に広がる、豚肉の旨味とシャキシャキの野菜の食感。そこに、全体を引き締めるスパイシーなソース。熱々なので口の中を火傷しそうになりますが、構わず食べ進んでしまう美味しさです。合間に食べる付け合わせの新鮮なサラダも、口の中をリフレッシュするのにぴったり。

009_r
おすすめNo1「タンシチュー」。
洋食店らしく、熱々の鉄板でサーブされます。人参のグラッセ、インゲンとジャガイモのソテーと、フランスパンが付け合わせ。

010_r
鉄板の上でグツグツと踊るシチューの上に、ゴロっと転がる分厚い牛タンのビジュアルは、贅沢そのもの。芳醇な香りがたまらない酸味と甘みが共存する特製デミグラスソース、そこに溶け込む牛タンの旨味。さらに生クリームが絡むことで、とても濃厚な仕上がりになっています。

011_r
ナイフがいらないほど柔らかく煮込まれた牛タン。弾力の残る肉の繊維が口の中でほろほろとほどけ、絹のように滑らかな口どけです。付け合わせのフランスパンをシチューに浸し食べるのも醍醐味の一つ。人参グラッセの上品な甘味、シャキシャキのいんげんや、ホクホクのじゃがいものソテーまで隅々まで美味しい一皿です。

012_r
ランチタイムにはサービスで付いてくる「味噌汁」。洋食と味噌汁。これがまた良い塩梅なんです。こってりとした洋食メニューの合間に、ほっと一息できるような優しい味わいです。

013_r
「ブルドッグ オム&シチュー」
半熟玉子のオムライスに、「キッチン ぶるどっぐ」名物「ビーフシチュー」をかけた、良いとこ取りのメニュー。人参グラッセと、ボイルされたブロッコリーが付け合わせです。

014_r
特製デミグラスソースと共に、毎日8時間煮込んで作られる「ビーフシチュー」。牛肉は、しっかりとした肉質を感じながらも、とても柔らかく煮込まれています。シチューのみを味わうのも良し、オムライスと絡めても良し。

015_r
とろとろの半熟玉子のオムライスから覗くのは、ケチャップライス。穏やかな酸味のトマトケチャップとバターで、香ばしく味付けされています。ビーフ、半熟玉子、ケチャップライスの三重奏で大満足のメニューです。

016_r
10月~3月までの限定「カキフライ」。
一皿に大粒の牡蠣が8個も入っています。サクサクの衣をまとった牡蠣はプリッとジューシー。世界各地で好まれる牡蠣ですが、実は「カキフライ」自体は日本独特の料理。欧米では、牡蠣は生食、中華の広東料理では天ぷらで食べるのが一般的です。

017_r
「カキフライ」と言えば、タルタルソース。マヨネーズのベースに、少しのピクルスのみじん切りと酢で味が整えられています。シンプルなタルタルソースが、ジューシーなカキフライにぴったり。牡蠣の旨味を邪魔せず上品にサポートしています。

018_r
「煮込みハンバーグ」。
合挽きミンチ肉を使用したハンバーグを、特製デミグラスソースで煮込んでいます。「タンシチュー」同様に、人参のグラッセ、インゲンとジャガイモのソテーと、フランスパンが付け合わせです。

019_r
ふんわりと柔らかく形成されたハンバーグは、たっぷりの肉汁が充満しています。しっかりと手ごねしているからこそ、煮崩れることなくミンチ肉が一体感を伴い、新たな「肉」として昇華しています。

020_r
ナイフとフォークで切り分け、たっぷりのデミグラスソースをつけ一口。とてもなめらかな口当たりです。玉ねぎの甘みと生クリームのまろやかさで、どこまでも余韻が残るような美味しさです。

021_r
「キッチン ぶるどっぐ」の味のベースとも言える特製デミグラスソースは、創業当時から継ぎ足し続けているもの。2010年に先代が他界された後も2代目がその味を守り、今や「キッチン ぶるどっぐ」は、森下の名店とも呼ばれています。飾らない店構えに、奇をてらうことなく実直に洋食に向き合う姿勢。そのスタンスが「キッチン ぶるどっぐ」の味に現れています。

キッチンぶるどっぐ
住所東京都墨田区千歳3-1-11
駅・アクセス都営新宿線大江戸線森下駅より徒歩1分
森下駅から157m
営業時間12:00~13:30
18:00~23:00
ランチ営業、夜10時以降入店可
定休日日曜日
電話番号03-3633-1861


  1. このエントリーをはてなブックマークに追加
Translate »